老朽空き家の解体に最大100万円の補助 神戸市が支援制度を実施中

神戸市は、倒壊や防災上のリスクが高まっている老朽空き家の除却を促進するため、最大100万円の補助金を交付する制度を開始しています。空き家の放置による地域の安全・景観・衛生面への悪影響を防ぐ狙いです。

■ 対象となる建物・条件は?

補助の対象となるのは、1981年(昭和56年)5月31日以前に着工された建物で、腐朽・破損がある空き家。原則として、建物本体だけでなく、門や塀、車庫、敷地内の樹木等も含めてすべてを解体する必要があります。
※工事の契約や着手が申請前に行われている場合は、補助対象外となります。

■ 補助金額は?

  • 一般の空き家:最大60万円(床面積に応じて算定)

  • 共同住宅や寄宿舎(3戸以上・延床100㎡以上):最大100万円

面積の確認には、登記事項証明書や固定資産課税台帳などの証明書類が必要です。

■ 申請受付期間

補助の申請は、2025年2月25日(火)から2026年1月31日(土)まで
※ただし、予算が上限に達し次第、受付は終了します。

■ 申請方法・相談窓口

申請や相談は、**神戸市の「すまいるネット」**窓口にて受付中。予約制のため、まずは下記の専用ダイヤルまで事前連絡が必要です。

📞 すまいるネット 老朽解体補助専用ダイヤル:078-647-9969